GovTechプロダクト「BetterMe」を、子育て支援分野で提供開始

大腸がん検診受診率を6.5倍(※1)にした厚生労働省実証事業での知見を横展開

ケイスリー株式会社(以下「ケイスリー」)は、行動科学とSMS(ショートメッセージサービス)を活用して行政と市民のコミュニケーション課題を解決する公的通知サービス「BetterMe」(https://betterme.jp/)を、新たに子育て支援分野で提供開始しました。
最初の取組みとして、乳幼児健診の受診率を向上させる実証事業の年度内実施に向け、自治体との検討を進めています。

 

【取り組みの経緯】

 

コロナ禍による子育て家庭をめぐる社会環境の変化や、児童虐待件数の増加、ヤングケアラーの問題が取り上げられるようになり、家庭だけでなく、行政や地域社会も一体となって子どもの成長を支え、子どもの福祉実現に寄与する必要性が高まっています。
そうした社会動向もふまえ、当社は昨年から、子育て支援における「BetterMe」の活用について複数自治体と協議を重ねた結果、この度、各自治体が推進する子育て支援事業へのサービス提供を開始することと致しました。

 

【取り組みの内容】

 

最初の取組みとして、「BetterMe」を用いた乳幼児健診の利便性向上をめざす事業の年度内実施に向け、自治体との検討を進めています。
子どもの福祉実現には、様々な角度からのアプローチが必要ですが、基本的に、子どもは保護者(特に親)を通じて権利の履行やサービスの享受を行うことから、保護者(特に親)に対してどのような支援を行うかが重要になります。
現在検討中の「BetterMe」を用いた事業では、親が子の健康を守るための機会を逃さないよう、行動科学の知見を活用した情報発信によって乳幼児健診対象となる子どもの親の不安や行動阻害要因を払拭し、健診受診を促します。今後は、子育て支援分野の下記のような場面で、活用を広げていく予定です。

<子育て支援分野での活用シーン>

  1. 乳幼児健診の案内、通知、予約確認
  2. 定期予防接種・行政措置予防接種の案内、通知、予約確認
  3. 各種相談・支援制度(妊婦・子どもの健康、ひとり親家庭、小中高校生の教育・生活等)の案内、通知、予約確認他

 

【会社紹介】

会社名 ケイスリー株式会社

代表者 代表取締役社長 幸地正樹

所在地 東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水 P210

設立 2016年3月

URL https://www.k-three.org

採用情報 https://www.k-three.org/recruit

事業概要 先端技術を取り入れた社会的インパクト・マネジメントや成果連動型官民連携など成果向上に向けた手法の研究開発・導入支援及びEBPMの実装に向けたGovTechプラットフォームプロダクトの開発

 

【お問い合わせ先】

ケイスリー株式会社(担当:川崎)contact@k-three.org